移植、最終準備
昨日、主人のカウンセラーさんとの話をもって全てのドナー検査が終了しました。
ドナーになる人は、レシピエントに比べると手術のリスクは大幅に低いのですが、それでも少なからずリスクはあります。何が起きるかわからない、健康な人の体にメスを入れ、臓器を切って取り出す。そんな大きな仕事をパパが引き受けてくれました。私も主人も迷いはまったくありませんでした。息子が生きられるなら、元気になれるならなんだってしてあげたい。それがドナーになることなら喜んでなりたいと。
主人と話しました。自分の身体の一部を分けて、息子が生き続ける、こんなに幸せなことはないねって。親が子どもにできることは山程あるけど、ドナーになるなんて、そんなレアなことは滅多にない。だから、ドナーになれることは幸せな事だって思いたい。
本当は怖いです。手術室に大切な家族を1度に2人も送り出すこと。
絶対はない。
何が起きるかも分からない。
ドナーになって亡くなってしまった人も過去に1名いらっしゃるそうです。
常にリスクと隣り合わせの移植手術。
息子だけの手術でも気が気じゃなくて、精神崩壊しそうなのに、ましてや主人も一緒に送り出すなんて。
長い長い1日になりそうです。
ドナーのすべての検査は終わりました。移植に向けての沢山の承諾書も書き始めています。
もう何が起きても文句は言えない。
今日は、息子を病院にお任せして、移植前最後の家族でお出かけです。しばらくパパも出掛けられないので、娘と3人でプリキュアの映画見て、ショッピングして、少し気持ちをリフレッシュしてきます!!
気分転換して、手術乗り切れるように頑張ります!