おてんば娘と胆道閉鎖症の息子との闘病・子育て・わいわい日記

おてんばな姉(4歳)と胆道閉鎖症のちょっと控えめな息子(7ヶ月)の日常と闘病生活を中心に気まぐれに綴っていきます♡目標はげんきになったら4人でキャンプに行くこと!

移植手術後1日目

今日は昨日の疲れから、朝ゆっくり起きて娘と母と朝ごはんを食べて、11時の面会開始時間に間に合うようにマクドナルドハウスを出た。

 

jojoに早く会いたくて、うずうずしていたが、娘の寝不足からのぐずぐずも受け止めてあげなきゃいけなかったから、たくさん抱っこして、ぎゅーしてから母に預けた。

 

そして、面会。

ICUに行き、jojoの部屋へ急いだ。

昨日と同じ、たくさんのたくさんの管に繋がれて寝ていた。今日の担当の看護師さんから説明を受けた。

人工呼吸器は今朝外れたとの事。

ただまた苦しそうにしていたり、自発呼吸が難しい状況になったらいつでも挿管し、人工呼吸器を付ける可能性もあること。

まだ予断を許さないのでいつでも何が起きてもすぐに先生たちが対応できる万全の状態であること。

尿が自分でできていないので肺に水が溜まったり胸水が溜まったら良くないので、早く尿が出るのを経過観察してること。

ざっとこんな説明をされたが、とりあえず今は落ち着いて寝ていたのでホッとした。

この後、移植手術がどれほどの大手術で、ICUにいることの意味を痛いほど知ることになるとはこの時はまだ考えもしなかった。。。

 

一度、主人の病室へ、現在の主人の状態の確認と、jojoの状態の報告をしに行った。

パパは起きててお昼のゼリーとポカリも完食してた♪( ´▽`)順調に回復してるみたい!看護師さんも一度も痛み止め使ってないなんて凄過ぎるって言ってたwww

主人、意外と痛みに強いらしー。

本人は、傷口の痛みを、なんか酷い筋肉痛って感じって言ってたwww

もう動きたいらしいです。

 

そして、一度娘と母とお昼を済ませて、娘をきょうだい児や患者さんの子どもたちを預かってくれる託児ルームに預けて、今度は母と一緒に再度、jojoの面会へ。

 

ICUの部屋に着くと、早々に看護師さんから状態の説明。とても丁寧に優しい口調で話してくれました。

 

「実は先程、痛みからか、泣いて上手く息が吸えなくなり、一度呼吸が止まり、心臓も止まりました。11秒間止まった後、自発呼吸で戻りました。

先生方もいつでもすぐに対応できる状態にあるので、大丈夫なのですが、今後あまりにも辛そうになったり自発呼吸が難しくなったらもう一度人工呼吸器を付ける措置を行う可能性もあります。」

 

私「そうなんですね。分かりました。」

 

そんな話をしながら、看護師さんはドレーンの管をしごいて管の中にある液を先に繋がった袋に落とす処置をしてくれていた。

母と、心臓止まったとか怖いね。。大丈夫かな。。と話していたその時、

 

ピー!ピー!ピー!

 

心拍のモニターから大きな音。

 

看護師さん「ドレーンをしごくと内臓に当たって痛みを感じるんです。痛いよね、ごめんね💦」

 

jojoは苦しそうに泣き出した。すると、モニターはまた鳴り出す。

 

看護師さんちょっと慌てて、

 

「先生ちょっと近くにいて欲しいー!」

 

モニター鳴る、jojo痛そうに苦しそうに泣く。。

 

すると、

 

先生が10人くらいドドドーっとjojoのベッドの周りを囲った。医療ドラマで見るようなそんな現場。緊張感がとてつもなく感じる。

 

先生「ちょっと3ミリにしよっか。あっでも移植後だから2ミリにしとく。」

看護師長さん「はい、分かりました。」

 

私はjojoが死んじゃうと思って、パニックと恐怖で震えて涙が止まらなくなった。

するとモニターがまた落ち着いて、

男の看護師長さんと集中治療科医の先生が、

嗚咽しながら泣きじゃくる私に、

「お母さん、ビックリしちゃいましたよね。ごめんなさいね。大丈夫ですよ。こんな風に手術の直後は頻回に繰り返す事がありますが、いつでも対応できる状態に私たちがいますので、安心してくださいね。ビックリさせてしまいごめんなさいね。」

と声をかけてくれたのですが、恐怖で涙が止まらず頷くことしかできなくて、

母と声を出して泣いてしまいました。。。

 

看護師さんが、「お母さん、大丈夫ですよ。jojoくんの近くに来て下さいね。」と声を掛けてくれました。

 

その後も何回か同じようになって怖くて怖くてたまりませんでした。

 

母はその後、娘を迎えに先に戻り私一人になりました。するとすぐに今度は移植コーディネーターさんがきて「お母さーん、こんにちはー😊」いつもの安心する声と笑顔にもう私の心は一気に恐怖と安堵が入り混じって、崩壊しました。

 

泣きじゃくりながら、

私「〇〇さぁぁん…。私もうダメ。。心が…心が持たない…。怖いよぉ…辛いよぉ…どーしよぉ…。」

 

コーディネーターさん

「どーしたのー。大丈夫。深呼吸してー。」

 

私「息が…心臓が…jojoの止まったって…11秒間止まったって…どーしよーーー…泣」

 

コーディネーターさん「そっかそっか。動きたくなっちゃったんだね。起きていっぱい管も付いててビックリしちゃったんだね。大丈夫だよ。色んな事があるからここ(ICU)にいるから想定の範囲内じゃない事は滅多にないから大丈夫。大丈夫だよ」

その優しい口調にまた涙が止まらない。。

 

大丈夫。大丈夫。絶対大丈夫。

信じなきゃ。私が信じなくてどうするの。パパはドナーでjojoを助けてくれた。jojoは誰よりも誰よりも頑張ってる。もう百分に頑張ってる。

私は何もできない。ただ横で泣いて落ち込んでるだけ。ダメな母親。

信じなきゃ。信じなきゃ。絶対大丈夫。

涙はあの日一生分流したはずなのに。永遠に止まらなくなっちゃったみたいに流れる。。

 

 

その後は、特に大きな変化なくずっと寝てたjojo

明日一度埼玉に帰ります。

会えない時間不安すぎるけど、また火曜日から病院近くの私の叔母の家に泊まって看護しに通います。

 

今日もちゃんとjojoは生きてます。

 

おやすみなさい。

 

術後1日。浮腫はすこーし落ち着いてきました。

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